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カミキリムシの予防

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去年11月に庭に植えたエゴノキは、4か月後に根本に大きな穴が何個も空いて、枝が風で折れてしまいました。

普通は6月にカミキリ虫が木の根本辺りに卵を産みつけに来て、その時に木クズが出るから、木クズが下に落ちていたらカミキリ虫が空けた穴を見つけて、ノズル付きスプレーで卵や幼虫を退治するのが基本らしいです。


我が家のエゴノキは、植え付け時にすでに穴が空いてましたが、「駆除済みですから心配しないで」と言われていたあの穴の幼虫は駆除しきれてなかったんじゃないかな???


結局エゴノキは、造園屋さんが新しく植え直してくれて、今回のは穴もありません。


そこで、カミキリ虫にやられる前に
e0074251_08313835.jpg
↑予防樹脂フィルム を塗る事にしました。


ネットで2000円/500g (送料別)でした。


この液剤、身体にも安全だそうですので、厳重に手袋や保護メガネとかの必要もなく、付属のハケで塗るだけ。
(容器の内蓋を開けるときに、指先に液剤が付いて乾くと接着剤が付いたような感じになります。使い捨て手袋をした方が、後で不快感は無いと思います。)


木の表面に3倍に伸縮する樹脂が膜を張って、木の成長も妨げないらしいです。
e0074251_08345143.jpg



↑根本を集中的に塗りました。
前回の経験上、カミキリ虫は根本がかなり好きみたいで、穴が空けられていたのは根本ばかりでした。


感触は柔らかい糊みたい、
数時間おくと、塗った液剤は透明になるそうです。


注意は丸一日晴れてる日に塗る事。
よく乾かした方が良いそうです。


e0074251_08400246.jpg



ついでに、エゴノキ同様にカミキリ虫が好む木  モミジ  にも塗りました。


幹が直径5センチ程度の木を二本  写真くらいの高さまで塗って、液剤は1/5程度使用しました。


カミキリ虫の穴を見つけ次第スプレーで退治する薬も準備していますが、出来れば穴を空けられる前に予防したいものです。


因島の私の父は、カミキリ虫に穴を空けられたら、ノズルスプレーを穴に突っ込んで噴射し、穴を直ちに養生テープか何かで塞ぎ、噴霧した薬が穴から出るのを防ぎ、中に居る卵や幼虫を一網打尽にするそうです。


予防樹脂フィルムを塗って30分後
e0074251_09031653.jpg



白い液剤が乾いて透明になってきました。


造園屋さんによると。
カミキリ虫(テッポウムシ)は、

モミジ
が好きだそうですが、
比較的虫がつきにくい木も全く安心していいわけでも無いそうです。


我が家の庭木で言うと
アオダモ
マルバノキ
も、テッポウムシに穴を空けられてないか注意しといた方が良いそうです。


週末には、残りの庭木にも樹脂フィルムを塗ろうと思います。

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