ローマを歩きながら、現地の旅行代理店に立ち寄った際、彼が言いました。
『 さっきポスターを見かけたんだけど、そのポスターにはフィレンツェとピサの斜塔が載っててさぁ。。。ピサはフィレンツェから近いの?? 』
『 イタリアに行こう! 僕は休みを取ったんだ! 』
と言い放ち、旅行計画と準備は私任せで
旅行の二日前まで自分がイタリアのどこに行くのか知らないほどだったくせに、、、、
なんて鼻が効くんだ。。。。
『 ピサは、、、フィレンツェから近い。』 私
『 じゃあ! ピサの斜塔見に寄ろうよ! 』
フィレンツェでゆっくり過ごしたかったのに、まさかピサがフィレンツェから近いことがバレるなんて。
そのままローマの旅行代理店で、ピサへ行くツアーを申し込みました。
一人50ユーロくらいだったような気がします。
フィレンツェ 朝9時。 駅横からピサへのバスツアーが出発。
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バスツアーはガイド付き。
イタリア語 スペイン語 英語 フランス語 でピサまでの1時間ちょっとの道のりを案内してくれるため、有名ブランドの生地工場、ヨーロッパで有名なガーデニング用植木がずらーーーーっと綺麗に並ぶ光景など、けっこう退屈しません。
『 見て見て! 同じ種類の木なのに大きさ順に綺麗に並んでる!! こんなの見たことない!写真!写真!』
『 ZZZZZZZ.......』
へっぽこカメラマン。
いつもどうでもいい車窓の写真を撮るくせに、撮ってほしいときには寝てるか よそ見をしています。
ピサの観光用大きな駐車場でバスをおりて、
そこから10分ほど歩きます。
途中に大学があるため、ジプシーが女子大生に紛れて我々観光客目当てにスリをするそうです。
この日は大学が休みだったようで
ジプシーもお休みの様子。
平和にピサの斜塔がある広場に着きました。
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暑い!
フィレンツェではこんなでも無かったのに、なんでしょうか?この刺すような日差し。
日本人らしき観光客の方は日傘を刺してました。
日傘。 私も日本に居るときは日傘が好きです。
しかし、私の経験では 『 日傘 則ち 日本人 』
『 私は温厚な日本人です。戦いは好みません。どうぞスッて下さい。』
というようなメッセージをジプシーに送っているような気がするんです。
パリに住んでたときも、現地マダムは日傘なんてさしません。
サングラス程度です。
日焼けで出来たシミは バカンスを楽しんだ証! むしろステイタス!
みたいなものを感じました。
そんな訳で、私は海外では 庇の長い帽子をかぶるようにしてます。
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ピサは 斜塔だけでなく、他に3つの大きな建物がありますが
全部 傾いてます。
地盤がゆるいんです。
斜塔も傾き続けていたけれども、このままでは倒れてしまう!
ということで、地盤を補強して、今ではそれ以上傾かなくなってるそうです。
『 斜塔に僕も登りたい!! 』
↑出ました。 高い建物を見るとどうしていつも登りたがるんでしょうか?
『 僕は斜塔には登れません。 なぜなら斜塔は一度に45人までしか登れないため予約が必要です。』 私
『 予約してないの?!!! 』
『 だって私まで登らなきゃいけなくなるでしょ? 』 私
『 そりゃそうだよ! 僕が一人で登ったって楽しくないだろ? 一緒に登らなきゃ! 』
『 一人で登っておいでよ。てっぺんから手を振ってるとこ撮ってあげるから。』 私
『 一人なんて!!』
『 ていうか。たぶんもう間に合わないよ。自由時間 残り1時間切ってるし。笑』 私
『 。。。。。。。。。。 』
暑いのに何が楽しくて斜塔に登らなきゃいけないんでしょうか?
登るとなると荷物を預けなきゃいけません。
手すりもないし、階段はすり減ってるし。
↑ と、さっきのバスガイドさんが言ってました。
斜塔に登ってる人を恨めしそうに見てるので
『 写真撮ろう! 写真! ほらほら そっちに立って! 違う! 支えるの! 』 私
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ピサでおそらく誰もがするであろう写真を撮りました。
『 ゆかりも撮ろうよ! 』 彼 はしゃぎ出しました。
『 !!! そんなのでいいの?! 』
『 いいのよ! 私、力持ちなの! 』 私
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『 どうしよっか? もう一回りする? 』 私
『 暑いから、日陰のテラスにでも入って冷たいものでも飲もうよ。 僕はお腹も空いてきたな。』
というので
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『 いやぁ〜 昼間っからビールなんて飲んでいいの? ピサ 最高! 』
美味しくない大きさもこじんまりしたサンドイッチが7ユーロくらい。
観光地価格ですが
ビール1杯でこれだけ 陽気になってくれる 前向きって素晴らしい。
私は例によって、生ハムのサンドイッチ。
『 あ! ゆかりの方が美味しい! 』 私のを一口食べて言いました。
『イタリアは生ハムが美味しいから、迷ったときは生ハムにしとけばハムの力でなんとか全体的に美味しさをアップしてくれると思うの。』 私
『 なんで言ってくれなかったの? 』
『 選びたいもの選べばいいじゃない。 私が何か言ったら自分の選びたいものが選べなくなるでしょ? 』 私
『 、、、、、美味しい方がいいんだけど。』
『 あげないわよ。』 私
『 さっきポスターを見かけたんだけど、そのポスターにはフィレンツェとピサの斜塔が載っててさぁ。。。ピサはフィレンツェから近いの?? 』
『 イタリアに行こう! 僕は休みを取ったんだ! 』
と言い放ち、旅行計画と準備は私任せで
旅行の二日前まで自分がイタリアのどこに行くのか知らないほどだったくせに、、、、
なんて鼻が効くんだ。。。。
『 ピサは、、、フィレンツェから近い。』 私
『 じゃあ! ピサの斜塔見に寄ろうよ! 』
フィレンツェでゆっくり過ごしたかったのに、まさかピサがフィレンツェから近いことがバレるなんて。
そのままローマの旅行代理店で、ピサへ行くツアーを申し込みました。
一人50ユーロくらいだったような気がします。
フィレンツェ 朝9時。 駅横からピサへのバスツアーが出発。

バスツアーはガイド付き。
イタリア語 スペイン語 英語 フランス語 でピサまでの1時間ちょっとの道のりを案内してくれるため、有名ブランドの生地工場、ヨーロッパで有名なガーデニング用植木がずらーーーーっと綺麗に並ぶ光景など、けっこう退屈しません。
『 見て見て! 同じ種類の木なのに大きさ順に綺麗に並んでる!! こんなの見たことない!写真!写真!』
『 ZZZZZZZ.......』
へっぽこカメラマン。
いつもどうでもいい車窓の写真を撮るくせに、撮ってほしいときには寝てるか よそ見をしています。
ピサの観光用大きな駐車場でバスをおりて、
そこから10分ほど歩きます。
途中に大学があるため、ジプシーが女子大生に紛れて我々観光客目当てにスリをするそうです。
この日は大学が休みだったようで
ジプシーもお休みの様子。
平和にピサの斜塔がある広場に着きました。

暑い!
フィレンツェではこんなでも無かったのに、なんでしょうか?この刺すような日差し。
日本人らしき観光客の方は日傘を刺してました。
日傘。 私も日本に居るときは日傘が好きです。
しかし、私の経験では 『 日傘 則ち 日本人 』
『 私は温厚な日本人です。戦いは好みません。どうぞスッて下さい。』
というようなメッセージをジプシーに送っているような気がするんです。
パリに住んでたときも、現地マダムは日傘なんてさしません。
サングラス程度です。
日焼けで出来たシミは バカンスを楽しんだ証! むしろステイタス!
みたいなものを感じました。
そんな訳で、私は海外では 庇の長い帽子をかぶるようにしてます。

ピサは 斜塔だけでなく、他に3つの大きな建物がありますが
全部 傾いてます。
地盤がゆるいんです。
斜塔も傾き続けていたけれども、このままでは倒れてしまう!
ということで、地盤を補強して、今ではそれ以上傾かなくなってるそうです。
『 斜塔に僕も登りたい!! 』
↑出ました。 高い建物を見るとどうしていつも登りたがるんでしょうか?
『 僕は斜塔には登れません。 なぜなら斜塔は一度に45人までしか登れないため予約が必要です。』 私
『 予約してないの?!!! 』
『 だって私まで登らなきゃいけなくなるでしょ? 』 私
『 そりゃそうだよ! 僕が一人で登ったって楽しくないだろ? 一緒に登らなきゃ! 』
『 一人で登っておいでよ。てっぺんから手を振ってるとこ撮ってあげるから。』 私
『 一人なんて!!』
『 ていうか。たぶんもう間に合わないよ。自由時間 残り1時間切ってるし。笑』 私
『 。。。。。。。。。。 』
暑いのに何が楽しくて斜塔に登らなきゃいけないんでしょうか?
登るとなると荷物を預けなきゃいけません。
手すりもないし、階段はすり減ってるし。
↑ と、さっきのバスガイドさんが言ってました。
斜塔に登ってる人を恨めしそうに見てるので
『 写真撮ろう! 写真! ほらほら そっちに立って! 違う! 支えるの! 』 私

ピサでおそらく誰もがするであろう写真を撮りました。
『 ゆかりも撮ろうよ! 』 彼 はしゃぎ出しました。
『 !!! そんなのでいいの?! 』
『 いいのよ! 私、力持ちなの! 』 私

『 どうしよっか? もう一回りする? 』 私
『 暑いから、日陰のテラスにでも入って冷たいものでも飲もうよ。 僕はお腹も空いてきたな。』
というので

『 いやぁ〜 昼間っからビールなんて飲んでいいの? ピサ 最高! 』
美味しくない大きさもこじんまりしたサンドイッチが7ユーロくらい。
観光地価格ですが
ビール1杯でこれだけ 陽気になってくれる 前向きって素晴らしい。
私は例によって、生ハムのサンドイッチ。
『 あ! ゆかりの方が美味しい! 』 私のを一口食べて言いました。
『イタリアは生ハムが美味しいから、迷ったときは生ハムにしとけばハムの力でなんとか全体的に美味しさをアップしてくれると思うの。』 私
『 なんで言ってくれなかったの? 』
『 選びたいもの選べばいいじゃない。 私が何か言ったら自分の選びたいものが選べなくなるでしょ? 』 私
『 、、、、、美味しい方がいいんだけど。』
『 あげないわよ。』 私