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Channel: パリでごはん
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sucre 砂糖

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「 先生ーー!! お土産です。
  山の手線をさけて、人ごみから守りながら 運んできました!
  繊細過ぎて、配送してもらえないんですーーーー」   お客様

と、大変珍しい パリのお砂糖を頂きました。

渡り蟹のパスタを作り ニョッキも作って
あとはデザートやコーヒーを召し上がって頂きながらのタイミングで
砂糖が入った箱を開けました。



「 ぎゃっ!!!! 」 私。  ガサッと砂糖たちが威勢良く動いた音に動揺しまくりまして、中身を確認。

「 割れてない・・・・無事です。」  私

「 良かったーーーーーーー。」  お客様

「「 砂糖が全部違う鳥の形してて可愛いーーー! 」」 女子なお客様

「 これは繊細ですね。 」  男子なお客様

「 コーヒーカップに鳥がつかまるように出来ているんです。 」  お客様



↑ 「 ほんまじゃ!!!鳥がしゃばっとる!!!!」  私、大興奮。

「「「「 ・・・・・・・? 」」」」  なぜかキョトンとしてるお客様方

「 しゃばってますね。」  私

「 ・・・・・・・・・・ああ!!! さばってる。ってことですか?!」  お客様

「 しゃばってます。って、さばってるとも言うんですか? 」  私

「 さばってる。しか、聞いたことないです。」  お客様 

「 おばあちゃんは しゃばってる。って言ってましたよ。。。。因島弁???」  私

しゃばってる = さばってる = つかまっている

「 ではでは、お好きな鳥を選んでください。」  私 

「 ええっ! いいです。 もったいないわぁ! 」 お客様

「 そう言わず。せっかくなんで 」  私

「 じゃあ・・・・・これにしよっと! 」  お客様も私もワクワク

「 これは、、、上品な味の砂糖じゃわ。 落雁みたいな感じじゃね。
  コーヒーに混ぜて使うというよりも、この砂糖を茶菓子代わりに食べながらコーヒーを楽しむ。
  そういう砂糖じゃね! 」  お客様

「 茶色の砂糖もあるはず! あった! ちょっと、手伝ってください~ 」  私

砂糖の形が繊細なので おっかなびっくりで自分1人で下の下の層の砂糖を取り出すのが怖い

「 ええーーーーっ!! こわい。。。。ま、待ってくださいよ~ 」  

と、みんなで力をあわせて 砂糖を取り出して写真を撮り。コーヒーを飲み・・・・

この砂糖で1時間は 話に花が咲きました。

「 良かった。 みなさんに喜んでもらえて。 」  砂糖をお土産にくれたお客様

* 教室はお土産制は一切ございませんので、
  「 お土産買わなきゃいけないの? 」 と、不安にならないで下さい。 

お客様方から 「何か差し出せ~~」などと お殿様的なことはしてません。
くれぐれも 手ぶらでお越し下さい。

(写真は全て お客様Sさまに頂きました)



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